記事 · 2026-10-22 更新

シニア犬のごはん(何歳から変える? 量と工夫のまとめ)

シニア犬のごはんは何歳から変える? カロリーと量の考え方、たんぱく質、食べやすくする工夫、家での体重の量り方まで、シニア犬のドッグフード選びの基本をやさしくまとめました。この記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。

この記事のポイント

  • シニア期は 7 歳ごろからが目安。大型犬は早め、小型犬はゆっくりのことが多い
  • 動く量が減るとカロリーは少なめでよいが、たんぱく質は減らしすぎない
  • ふやかす・温める・小分けにするなど、食べやすくする工夫ができる
  • 月に 1〜2 回体重を量り、増えた・減ったで量を見直す
  • 持病があるときの療法食・食事制限は獣医師と決める

シニア犬のごはんは、「何歳になったら」「どのくらいの量を」「どんなドッグフードに」変えればいいのか、迷う人が多いところです。この記事では、シニア期の目安の年齢、カロリーと量の考え方、たんぱく質、食べやすくする工夫、家での体重の量り方を順にまとめます。持病がある子の食事は、かならず獣医師と相談して決めてください。

シニア犬は何歳から? ごはんを見直す目安

一般に、犬のシニア期は 7 歳ごろからといわれます。ただし体の大きさで差があり、大型犬は早め(5〜6 歳ごろ)、小型犬はもう少しゆっくり年をとる傾向があります。

体の大きさ シニア期の目安 ごはんで見直すこと
小型犬 8〜10 歳ごろ〜 太りやすさ・歯の状態に合わせた粒
中型犬 7〜8 歳ごろ〜 カロリーと量、体重の変化
大型犬 5〜6 歳ごろ〜 体重を増やさない量、足腰への負担

年齢はあくまで目安で、同じ犬種でも個体差があります。うちの子が人で何歳くらいかは、犬・猫の年齢の換算で確かめられます。年齢だけでなく、散歩をいやがる・寝ている時間が増えた・太りやすくなった、といった変化も見直しのきっかけです。

カロリーと量の考え方

動く量が減れば必要なカロリーも減る

年をとると筋肉が減り、運動量も落ちるので、若いころと同じ量では太りやすくなります。体重が増えると足腰や心臓の負担にもつながるので、量の見直しが大切です。

量の目安を計算する

安静時に必要なエネルギー(RER)は 70×体重(kg)^0.75 で求め、それに活動量などに合わせた係数をかけて 1 日に必要なカロリーの目安を出します。1 日のフードの量の計算機に体重とフードの 100g あたりのカロリーを入れると、1 日に何グラムあげればよいかが分かります。計算の結果は出発点として使い、体重の増減を見ながら 1 割くらいずつ調整しましょう。

おやつは 1 日のカロリーの 10% までが目安です。おやつをあげた日は、そのぶんごはんを少し減らします。

たんぱく質は減らしすぎない

「シニアだからたんぱく質をひかえる」と思われがちですが、筋肉を保つためにたんぱく質は大切です。健康なシニア犬なら、良質なたんぱく質をきちんととれるフードを選ぶのが一般的な考え方です。

一方で、腎臓や肝臓の病気がある場合は、たんぱく質やリンなどの量を調整した療法食が必要になることがあります。療法食は病気に合わせて獣医師が選ぶもので、自己判断で始めたりやめたりしないでください。

シニア向けドッグフードの選び方

見るところ ポイント
目的 「総合栄養食」と書かれていること
対象 「シニア用」「高齢犬用」「7 歳以上」など
カロリー 100g あたりのカロリー。太りやすい子はひかえめなもの
粒 小粒・やわらかめ・ふやかしやすいもの
値段 1 日あたりで続けられるか

候補をしぼるときは、シニア犬用ドッグフードのランキングも参考にしてください。今のフードから変えるときは、7〜10 日かけて少しずつ混ぜて切り替えます。

食べやすくする工夫

歯や口の衰え、においを感じにくくなることなどで、シニア犬は食べる量が落ちることがあります。

  • ふやかす:ぬるま湯でドライフードをやわらかくする(ふやかしたものは傷みやすいので早めに片づける)
  • 温める:人肌くらいに温めると香りが立ち、食いつきが良くなることがある
  • 小分けにする:1 日の量を 3〜4 回に分けて、1 回の負担を軽くする
  • 器の高さ:首を下げるのがつらそうなら、台にのせて少し高くする
  • ウェットを混ぜる:水分もとれる。混ぜたぶんドライを減らす

食べないからといっておやつや人の食べ物ばかりになると、栄養がかたよります。急に食べなくなったときは、病気のこともあるので獣医師に相談しましょう。

水分と飲み水にも気をつける

年をとると、のどの渇きを感じにくくなったり、水飲み場まで行くのがおっくうになったりすることがあります。水入れを寝る場所の近くにも置く、ウェットフードやふやかしたフードで水分をとるなどの工夫が役立ちます。反対に、急に水をたくさん飲むようになった・おしっこの量が増えたというときは、病気のサインのこともあります。1 日に飲む量を時々量っておき、いつもと違うときは獣医師に相談してください。

家での体重の量り方

シニア期は、体重の変化がいちばん分かりやすいサインです。月に 1〜2 回は量っておきましょう。

  1. 人が体重計に乗って自分の体重を量る
  2. 犬を抱っこして一緒に量る
  3. 2 から 1 を引いた数が犬の体重

小型犬は 100g 単位まで量れる体重計だと変化に気づきやすくなります。体重だけでなく、背中やあばらをさわって骨の感じ方(肉づき)も見ておくと、太りすぎ・やせすぎの判断に役立ちます。1 か月で体重の 5% 以上が増えた・減ったときは、量の見直しか、獣医師への相談を考えてください。

動物病院と相談しながら続ける

シニア期は、年に 1〜2 回の健康診断を受けて、血液検査などの結果をもとに獣医師とごはんを相談するのが安心です。持病がある子、薬を飲んでいる子は、フードやサプリメントを変える前にかかりつけの獣医師に相談しましょう。ドッグフード全体の選び方は ドッグフードの選び方 にまとめています。

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よくある質問

シニア用フードに変えないとだめ?

必ずしもすぐ変える必要はありません。体重が安定していて元気なら、今のフードの量を調整するだけでよいこともあります。太ってきた・食べにくそう・健康診断で何か言われた、といったときに切り替えを考えましょう。

老犬がごはんを食べないときは?

好みや食べにくさが理由のこともありますが、病気のサインのこともあります。食べない日が続く、急にやせた、水をたくさん飲む、吐くなどがあれば、早めに獣医師に相談してください。

出典・参考

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