記事 · 2026-10-22 更新

キャットフードの選び方(猫の体に合わせて選ぶポイント)

キャットフードは「総合栄養食か → 年齢 → たんぱく質と原材料 → ドライとウェットの組み合わせ → 暮らし方(室内飼い・避妊去勢後)」の順で見ると選びやすくなります。おすすめの探し方と、水分・下部尿路の気をつけ方もまとめました。この記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。

この記事のポイント

  • 猫は肉食。動物性たんぱく質をしっかりとれる「総合栄養食」を主食にする
  • ドライは保存しやすく、ウェットは水分がとれる。組み合わせるのも一つの方法
  • 室内飼い・避妊去勢後は太りやすいので、カロリーと量を見直す
  • 下部尿路(おしっこのトラブル)が心配なら水分を意識し、療法食は獣医師と決める

キャットフードの選び方は、猫が「肉食の動物」であることを前提に考えると分かりやすくなります。主食は総合栄養食を選び、年齢・ドライとウェットの組み合わせ・室内飼いや避妊去勢後の太りやすさ・おしっこのトラブル(下部尿路)への気くばりを順に見ていくと、おすすめの候補もしぼりやすくなります。この記事では、表示の読み方と選ぶ順番をまとめました。

キャットフードの選び方の基本は「猫は肉食」

猫は、犬や人よりも多くのたんぱく質を必要とする動物です。また、タウリンのように体の中で十分に作れず、食べ物からとる必要がある栄養もあります。そのため、

  • 原材料の最初のほうに肉や魚が書かれているか
  • 成分表のたんぱく質の割合
  • 猫用として作られているか(犬用・人の食べ物で代わりにしない)

を見ておくと安心です。

主食は「猫用の総合栄養食」を選ぶ

袋や缶には「総合栄養食」「一般食」「間食」などの目的が書かれています。総合栄養食は、そのフードと水だけで必要な栄養がとれるように作られたものです。毎日の主食はこれを選び、一般食(おかず系のウェットなど)は総合栄養食に混ぜる・トッピングにするなどして使います。おやつは 1 日のカロリーの 10% までが目安です。

日本では「ペットフード安全法」(2009 年施行)で、犬・猫のフードの製造・表示のルールが決められています。名称・原材料名・賞味期限・製造業者などの名前と住所・原産国名がはっきり書かれているかも確かめましょう。

年齢(ライフステージ)に合わせる

時期 目安の年齢 見るところ
子猫 〜1 歳ごろ 成長に必要なカロリー・たんぱく質が多い「子猫用」
成猫 1 歳ごろ〜7 歳ごろ 体重を保ちやすい「成猫用」。室内飼い用・避妊去勢後用もある
シニア 7 歳ごろから カロリーや成分を調整した「シニア用」「高齢猫用」、食べやすさ

7 歳を過ぎたら、シニア用のフードも候補に入れておくと選びやすくなります。

ドライとウェットの違いと組み合わせ方

ドライ(カリカリ) ウェット(缶・パウチ)
水分 少ない(10% 前後のものが多い) 多い(70〜80% ほどのものが多い)
保存 開けても保存しやすい 開けたら早めに使い切る
1 日あたりの値段 おさえやすい 高くなりやすい
食いつき 製品による 香りが強く、食べやすいことが多い

猫はもともとあまり水を飲まない動物といわれます。ドライが中心の子は、ウェットを一部に混ぜる・水飲み場を増やすなどで水分を意識するとよいでしょう。ウェットを足したぶん、ドライの量を減らしてカロリーが増えすぎないようにします。

室内飼い・避妊去勢後は「太りやすさ」に気をつける

室内飼いの猫は運動量が少なくなりがちで、避妊・去勢のあとは必要なエネルギーが下がるといわれます。そのままの量をあげ続けると太りやすくなるので、

  • 「室内飼い用」「避妊・去勢後用」など、カロリーを調整したフードを選ぶ
  • 量を体重に合わせて計算し直す
  • 月に 1 回くらい体重を量る

といった工夫が役に立ちます。1 日に何グラムあげればいいかは、1 日のフードの量の計算機で体重とフードのカロリーから目安を出せます。

下部尿路(おしっこのトラブル)が心配なとき

猫は膀胱や尿道のトラブル(下部尿路の病気)が起きやすい動物といわれます。普段からできることは、

  • 水を飲みやすくする(器を増やす・場所を変える・ウェットを取り入れる)
  • 太らせない
  • トイレを清潔にして、おしっこの量・回数・色を見ておく

などです。「下部尿路の健康維持」をうたう一般のフードもありますが、結石などと診断されたときの療法食は、獣医師の指示で選ぶものです。自己判断で療法食を始めたりやめたりせず、トイレに何度も行く・血尿が出る・おしっこが出ていないようなときは、すぐに動物病院に相談してください。

フードの保存のしかた

ドライフードは、開けたあと空気・湿気・光にふれると風味が落ち、猫が食べなくなることがあります。袋の口をしっかり閉じる、密閉できる容器に入れる、直射日光と高温多湿をさけるなどの工夫をしましょう。大袋は安く見えても、食べきるまでに時間がかかると風味が落ちやすいので、1 か月ほどで食べきれる量を目安にすると安心です。ウェットは開けたら冷蔵し、表示の期間内に使い切ります。冷たいままだと食べない猫もいるので、人肌くらいに温めると食べやすくなることがあります。

値段と切り替え方

値段は袋の値段ではなく、1 日の量をもとにした「1 日あたり」で比べると、続けられるかが分かります。袋の値段とグラム数、1 日の量から計算して並べてみてください。

猫は食べ物の好みがはっきりしていることが多く、急に変えると食べなくなることがあります。7〜10 日ほどかけて、今のフードに新しいフードを少しずつ混ぜて切り替えましょう。猫は長く食べないと体調をくずしやすいといわれるので、1 日以上ほとんど食べないときは獣医師に相談してください。

迷ったときの選ぶ順番

  1. 猫用の「総合栄養食」
  2. 年齢と暮らし方(室内飼い・避妊去勢後)に合うもの
  3. 原材料の最初のほうに肉・魚があり、表示がはっきりしているもの
  4. ドライとウェットの組み合わせで水分もとれるもの
  5. 1 日あたりの値段が続けられるもの

成猫の候補探しには成猫用キャットフードのランキングも使えます。持病がある子のフードは、かかりつけの獣医師と相談して決めましょう。

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よくある質問

ドライとウェット、どちらがいい?

どちらにも良さがあります。ドライは保存しやすく 1 日あたりの値段をおさえやすい、ウェットは水分を一緒にとれて食いつきが良いことが多い、という違いです。どちらも総合栄養食を選べば主食になります。

猫に犬用のフードをあげてもいい?

主食にするのはおすすめできません。猫は犬より多くのたんぱく質が必要で、タウリンなど食べ物からとる必要がある栄養もあります。猫には猫用の総合栄養食をあげましょう。

下部尿路ケアのフードはどの猫にも必要?

健康な猫すべてに必要というわけではありません。おしっこの回数が多い・血が混じる・トイレで力むなどの様子があれば、フードを変える前に動物病院で診てもらってください。

出典・参考

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